みなさんこんにちはミナミです。
これまでの記事ではあまり触れていませんでしたが
僕は小学校と中学校(保健体育)の教員免許を所有しており
現在は民間の教育機関で仕事をしています。
業務内容は主にプログラミングの講師です。
そんな僕ですが
今回は
現代の子どもに必要な6つの力(6Cs)をお話したいと思います。
またそれぞれの力をつけるための親の支援方法にも触れていきます。
対象は小学生の子どもです。
教育については初めての記事になります。
- なぜ学力だけではだめなの?
- ーの6つの力
- 6Csを育むことができるおもちゃ
- まとめ
の順にお話します!
なぜ学力だけではだめなの?

子どもをお持ちの方などは
「周りも行ってるからとりあえず塾には行かせよう」
「勉強だけはしっかりやらせよう」
と考えている方多いと思います。
それは正解です。
これから紹介する6つの力(6Cs)の一つに
「学力」は含まれています。
それに学力というのは
やればやっただけ伸びますし
結果が目に見えて現れます。
ですが現在は
youtubeなどの動画配信サービスや
低価格で勉強を学べるサービスなど
いつでもどこでも誰でも同じように
学習ができる環境が整いつつあります。
そのため学力は必要な力ではありますが
今後学力の格差は小さくなっていく(無くなる)のではと考えられます。
つまり
- テストでいい点数を取る
- いい成績をとる
だけの時代が終わろうとしています。
そのため学力だけを伸ばしても
他の必要な力が足りなければ
将来苦労してしまう可能性があります。
ですので
これから紹介する学力を含めた6つの力を全て伸ばすことによって
将来の社会を生きていくのに苦労しないようにしてあげる必要があります。
子どもに必要な力 6Cs

6csとはキャシー・ハーシュ=パセックが提唱しているもので
この6Csが現代の子どもにとって必要な6つの力とされています。
この6Csは賢い子どもの定義にもなっています
どんな力かというと
- Collaboration(協力してつくる力)
- Communication(伝える力)
- Content(学力)
- Critical Thinking(批判的に考える力)
- Creative Inovation(創造する力)
- Confidence(失敗を恐れない気持ち)
です。
子どもにとって必要な6つの力ですが
見てみてどう思いましたか?
社会を生きる大人にもこの力は必要ですよね?
この力を子どもの頃から育てることが重要なのです。
大人でも意識すれば今からでもこの力をつけることはできます。
ですが子どもの頃からこの力を育むと意識せずとも習慣的に活用できるようになります。
一つ一つ6Csと育む方法を解説します。
Collaboration(協力してつくる力)

会社などで自分一人で全ての仕事をして
自分一人でお金を稼いでいる方はほとんどいないですよね。
分業をしたり協力して一つの目標や利益のためにお仕事をされています。
効率よくできるように互いの得意不得意などを把握して
仕事をわけますよね。
学校でもグループワークをしたり班活動などがあります。
学校の成績表の中にも協力して取り組むという評価基準を目にします。
子どもの頃から評価の対象になっているのです。
大人になってから苦労しないように
協調性を持って物事に取り組む力をつけるためには子どもの頃からの習慣付けが大切です。
自分一人が楽しければ良い
自分一人で勝手にやってしまえばいい
このような考えを持たないように
- 友達と遊ぶ際はみんなで楽しくできる遊びを考えさせる
- 家事で一緒に出来ること(料理など)で役割を与えて手伝ってもらう
などの支援が必要です。
Communication(伝える力)

これはコミュニケーションです。
Collaboration(協力してつくる力)
にも関わってきますが
仕事でも遊びでも
コミュニケーション能力は重要です。
僕はコミュニケーション能力の有無で人生の豊かさが決まると思っています。
コミュニケーション能力があれば人との繋がりが増えます。
自分からコミュニティを作ることもできるようになります。
何よりコミュニケーション能力のある人は好かれます。
学力の格差が今後なくなっていくと
頭だけを使って出来る仕事は少なくなっていきます。
そんな社会でも生きていけるように
今のうちから
- 家の中でたくさん子どもと会話をする
- 話をさせるだけでなく話を聞かせる
- 多くの人と関わる場を設ける
- 友達とたくさん遊ばせる
という支援が必要です。
Content(学力)

やはり学力は最低限必要になります。
ですがここで一つお伝えしておきたいのは
学力はインプットするものではなくアウトプットするもの
だということです。
学んだ知識を物事に役立てるために子どもは勉強しています。
テストで良い点数を取るためではありません。
そのため学んだことを日常的にどんどんアウトプットさせましょう。
具体的には
- 理科で勉強した生き物を探しにいく
- 算数で図形を習ったから身の回りの物の形を見てみる
- 読解力を活かして本を読む
- 社会で学んだ日本の観光地に行ってみる
などです。
子どもも学校で学んだことが身の回りに溢れていると気づければ勉強も少しは楽しくなるはずです!
学力のアウトプットの大切さは
別でしっかり記事にしたいと思います。
Critical Thinking(批判的に考える力)

批判的にという言葉を使うとマイナスなイメージ受け止められるかもしれませんが
そうではありません。
批判的に考える力とは
色んな情報の取捨選択をしっかりと出来る力ともいえます。
この力があれば
「Aの〇〇もいいけどBの〇〇もいいよね」
などと
物事を肯定的に受け止めるだけでなく自分で情報を整理して選択することができます。
この力には自分自信で選択をする意思が関わってきます。
そのため
- 子どもに自主性を持たせて物事にを選択させる
- 良いこと・悪いことの分別をつける
- 良いところだけでなく悪いところも目を向けさせる
ことが大切です。
Creative Inovation(創造する力)

これは
クリエィティブな発想を持ってその発想を形にする力をさします。
クリエィティブな発想というのは大人になればなるほど薄れていってしまいます。
これは
大人になるほど新鮮な体験をすることが少なくなっていくからです。
新鮮な体験とはクリエィティブな発想が生まれやすい場所です。
クリエィティブな発想を持ってそれを創造する力は工業だけではく常に需要があります。
そういった人に育てるためには
- 色んな場所に行く
- 色んな遊びをする
- 積み木やブロックなど物作りをする
ことが大切です。
Confidence(失敗を恐れない気持ち)

これはどの項目にも通じることですが
やってみようという挑戦する気持ちを表します。
子どもには無限の可能性があります。
今までやったことのないことが好きになってそれを極め続けられたり
得意なことに出会って才能が目覚めるかもしれません。
怖がっていたり先入観だけで苦手意識を持っていていると
自分の可能性に気づけずに世界や視野も広がっていきません。
そうならないために
- 新しいことにどんどん挑戦させる
- 苦手意識を持っていることにも少しずつ挑戦させる
- 失敗しても大丈夫だという考えを持たせる
などが必要です。
つまり
自己肯定感を高めてあげることが大切です。
6つの力を育てることのできるおもちゃ?
それはLEGOです。
LEGOなら
- 友達とコミュニケーションを取りながら協力して物を作れる
- 創造性が鍛えられる
- 失敗してもすぐに作り変えられる
ということから6つの力全てを育むことができます。
今は映画などとコラボしているものが多く
子どもの好きなテーマも多くあります。
あまり知られてない話ですが
LEGOは教育の教材として作られたものです。
6つの力を育てられるLEGOを是非子どもにプレゼントしてあげましょう!
まとめ
6Csは子どもはもちろん大人にも大切な要素です。
是非これから意識してみてください!
そしてLEGOで遊びましょう!